2010年12月雪が舞う寒い日に、たった9坪の小さなお店
「中華そば響」が誕生しました。

濃厚な煮干しだしを使った中華そばのお店を開店するにあたり私自身、 母が作る煮干しでだしを取った料理の家庭で育ち、煮干しに抵抗はありませんでしたが、 「私の作る一杯が鰹だし文化の地で受け入れられるのか？」 不安と期待が入り混じった気持ちで開店当日を迎えたのを今でも思い出します。

地場の金沢大野醤油や能登のいしるを使った醤油ダレに、 国産鶏ガラ・豚骨を炊き込んだトロりとしたスープにあわせた大量の煮干し。

唯一無二の「濃厚煮干そば」は多くのお客様からご愛顧いただき、
2016年にお客様駐車場が不足していたこともあったことから、
19台分の駐車場を備える現在の白山市乾町に移転しました。

今では煮干しだしのラーメン文化が根付き、提供するお店も増えてきましたが、 北陸の地における煮干ラーメンのパイオニアとして、 「昨日より今日、今日よりも明日。」お客様の心に響く一杯を提供できるよう、
一期一会の心を込めてこれからも精進いたします。